ヴィエンチャンからハノイへの行き方
ビエンチャンとハノイ間はバス、飛行機、もしくはその両方を使って移動することができます。移動には1時間強からほぼ1日を要します。バスの旅は時間はかかりますが、飛行機より3倍以上安くなる可能性があります。ラオスのルアンパバーン経由、またはベトナムのビン経由での旅行は、移動手段の組み合わせによって時間と費用を節約できます。もし時間があるのならば、おそらく最良の方法はビエンチャンからハノイまでは急いで行かず、数日間ルアンプラバンの素晴らしい雰囲気を楽しむ方法です。この町では有意義に過ごすことができるでしょう。
ヴィエンチャンからハノイへのフライト
2つのアジアの首都、ビエンチャンとハノイ間の直行便は簡単で迅速です。この路線のフライトを提供している2つの航空会社はどちらも格安航空券を販売していないため、予算を抑えることはできません。ビエンチャンからハノイへは毎日2便運行しています。ラオス航空とベトナム航空が午後は2時40分、夕方は午後8時10分に出発しています。フライトはわずか1時間10分で、航空券は90ドルからあります。一般的にUSD120の場合、飛行したい日に航空券を購入することができます。この2つの航空会社が提供している航空運賃を常にチェックすると良いでしょう。同じ航空便でも料金が変動します。バスでビエンチャンからハノイへ旅行する時間を無駄にしたくないけれど、直行便は売り切れ、または高級ビジネスクラスの航空券のみしか残っていない場合は、ルアンプラバンで途中降機をすることができます。ルアンプラバン経由での飛行は、最も安い直行便よりはるかにコストがかかりますが、選択した乗り継ぎ便に応じて、3〜4時間でハノイに到着することができます。目的地に到着する最速の方法は、ビエンチャンから午後5時に出発するラオス航空の便を利用し、ルアンプラバン(45分)まで行き、ルアンプラバンからハノイに向かう午後7時10分の便に乗り換えることです。
ヴィエンチャンからハノイまでバスとフライト
ビエンチャンからルアンプラバンまでのバス移動と、ルアンプラバンからハノイへのフライトを組み合わせることができます。ルアンプラバンへの夜間バス(午後7時、または午後8時、USD15)を利用すると便利でしょう。バスはルアンプラバンに到着するのに10時間かかるため、宿泊費も節約できます。ルアンプラバンに到着後、ハノイ行きの始発、午前8時50分発(USD90)のフライトに乗ることができます。もしくはベトナムの旅を続ける前に数日間、フランスの特徴を持つこの美しい町の雰囲気を楽しんでもいいでしょう。ルアンプラバンでの過ごし方については、こちらのハノイからルアンプラバンのページをご覧ください。
ヴィエンチャンからハノイまでの直通バス
ビエンチャンからHTX Van TaiとThe Sinh Touristが運営するハノイへの直行バスがあります。ビエンチャンでは、両社ともビエンチャン南部のバス停を利用しています。このバス停はメコン川の北端のルート13に位置し、市内のモーニングマーケットバスステーションの北9kmに位置しています。南部のバスステーションに行くには、市内のバスステーションからtuk-tuk(LAK50,000/USD6)または、公共バス#29(LAK4000)を利用します。どちらのバス会社もバスは、ビエンチャンを午後5時に出発して、22時間後の翌日午後3時に到着します。ビエンチャンからハノイの760kmに及ぶ距離を22時間で移動することになります。このルートではVIP寝台バスが提供されているので、移動中の大半を寝台に横たわって過ごす用意をしておきましょう。寝台は、1つの寝台と通路を挟んで2つのツインの寝台が2階建ベッドのように構成されています。このような長旅に最も便利な寝台は、日中に座ることができる、下の寝台です。HTXとSinh TouristのチケットはそれぞれUSD30とUSD40で、同じルートの航空券と比較すると、とてもお得です。
ヴィエンチャン発ヴィン経由ハノイ行き
ビエンチャンからハノイへの陸路を旅する場合、ベトナムのビンを経由して2つの部分に分けられます。ビエンチャンからビンまでの距離は460kmで、バス(USD20)で10時間かかります。ビエンチャンを出発してビンに向かうバスは毎日午後7時に出発し、翌朝の午前5時にビンに到着します。そのため、宿泊費を節約することができます。ビンからハノイへすぐに旅を続けると良いでしょう。ベトナムの首都までの残りの300kmを移動するために、朝の午前9時半に出発する列車#SE8(セカンドクラスACシートUSD16:6時間)、もしくはバス(USD13:7時間)を利用しましょう。実際には急いで乗り継ぐ必要はありません。休暇をとって、少なくとも1日ビンに滞在するか、一泊してから旅を続けるのが最善でしょう。
ヴィンに行く理由
ビンの地方首都はベトナム戦争中に爆破されました。今日のビンはたくさんの魅力を誇ることはできませんが、それでも短い滞在をするのに興味深い場所です。ビンを訪問する主な利用は3つあります。
ビンから15km離れた場所には、home village of Ho Chi Minhと呼ばれるキムリアンがあり、地元の巡礼者のための巡礼地があります。
Cua Lo Beachは、町から20kmのところにあります。ローカルの雰囲気が楽しめ、 魚介類のレストランが豊富です。
最後に、ビンから西に120km、ベトナムの国立公園の中でも最大かつ最も有名な公園Pu Mat National Parkがあります。そこに行くまでには少々時間がかかりますが、訪れる価値は十分にあります。Sang Le Forestの自然散策コースを探索し、パライダムのゴールデンゲートのような橋を歩いて、ジャンリバーをボートで楽しんだり、驚くべきケーケムの滝を見ることができます。ビンの観光庁が提供する公園へのツアーに参加することもできます。
ハノイに行く理由
ラオスの面倒がない自由なリズムに慣れましたか?さて、ハノイでのテンションを保ち続けるために、その調子で旅を続けましょう。ハノイではたくさんのバイクが道に溢れています。忙しい市場は想像を絶するあらゆるタイプの商品を売っています。たった2ドルで食べれる美味しいフォーが、世界クラスの風味豊かな地元コーヒーを淹れるコーヒーショップの前であなたを待っています。インドシナの植民地時代の活気あふれる雰囲気は、初めての訪問者からたくさんの歓迎を受けています。
ハノイ の宿泊施設
ハノイの見所はホアンキエム湖周辺が中心となり、宿泊施設の選択肢もそこに集まっています。バックパッカーの中核は、ホアンキエム湖の北から東にあるオールドクオーターに位置します。ゲストハウスやホテルは、USD20以下。相部屋はUSD4位で見つけられます。客引きの言葉に頼らず、チェックイン前に必ず部屋を見てください。多くのゲストハウスやホテルで、無料WIFIと朝食が料金に含まれており、現金払いのみ可能です。
オールドクオーターは、中間レベルの宿を探すのに良いエリアで(USD50まで)、それより高いレベルの宿泊所は湖の南、フレンチクオーターをチェックしてください。
全ての料金帯は、ホアンキエム湖の西側、ハノイ大教会(St Joseph’s Cathedral)周辺で見つかります。
ハノイの見所
ハノイと、その周辺エリアには、見所やアトラクションが何週間も楽しめるくらい豊富にあります。押さえておきたい地元食を始め、短期滞在に趣を添える提案は以下のとおりです。
1. 午後早めにホアンキエム湖周辺をぶらつくか、早朝の太極拳の練習に参加する。湖の中心にある塔に行く赤い橋は、ハノイの風景に趣を作ります。
2. 子供向けに聞こえるかもしれませんが、ハノイ水上人形劇は大人も、もちろん楽しめます。好き嫌いはあるにせよ、紛れもなく特別な経験です。見逃してはなりません(ホアンキエム湖近く。チケット約USD4)。
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中華料理ほど有名ではありませんが、ベトナム料理は抜群においしく、種類が豊富です。いろんな意味で食通の方は、ハノイフードテイスティングツアーに参加するか(湖周辺のツアー会社で申し込めます)、ツアーが苦手な方はストリートフードに挑戦してみてください。
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ハノイには、かなりの数の戦争と共産党時代の観光スポットがあり、あまり興味がなくてもホーチミン廊(Ho Chi Minh Mausoleum)は訪れてください。朝の入場については館内での撮影が許可されていませんが、夕方のイルミネーションが施された建物はとても魅力的です。
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1日使ってシティから抜け出し、クックフーン国立公園(Cuc Phoung National Park)へ行きましょう。ベトナム最大級の国立公園クックフーンは、生物学的多様性を誇り、行く甲斐があります。洞窟探検やトレッキングをしたり、ボタニカルガーデンを覗いて、絶滅危惧種が公園の救援センターでどのように扱われているか見学をしたり、公園に生息する100種類以上の哺乳類、300種の鳥、50種の爬虫類や両生類を探してみましょう。
ハノイから先へ
主要の南北線は、ニャチャンやベトナム旅行の次の訪問地ダナンを含むハノイ南方を目的地とし、ハノイとサイゴンを結びます。ハノイ発サイゴン行きの電車の旅は、国全土を通り抜け、約36時間かかります。
ハノイ北部サパには、電車と最終40kmはバスやタクシーを使って辿り着けます。
ハイフォン(Haiphong)は、いくつもの島々があるハロン湾の玄関口で、電車でたったの3時間ほどの所にあります