プノンペンからカンポット(Kampot)までの行き方
カンポットの主要な呼び物としては、リバーサイド街のリラックスした落ち着く雰囲気と、もちろん胡椒です。カンポット産の胡椒は、東南アジアではよく知られたブランドで、ご自分用に、お友達に、お母さんに、また念のため多く買わずにカンポットを出発できません。カンポットの日常はゆっくりとしていますが、近年は国際色豊かなレストランやバーが街にオープンし始め、海外移住者のコミュニティも徐々に大きくなってきています。基本的にカンポットは、丘に囲まれた緑の坂を背景に植民地時代の大邸宅に覆われる、趣のある町の少しノスタルジックな空気を味わいながら、リラックスした日々を過ごすのに最適な場所です。
プノンペンからカンポット(Kampot) までバスでの行き方
プノンペンとカンポットの距離は約150kmで、殆どのバスが2時間半で網羅します。2015年にプノンペンとカンポット間の道路は完全整備されましたので、喜ばしいことに激しくガタガタと揺れることはありません。プノンペンからカンポットまでは様々なバス会社から選べ、会社ごとにバスの出発地が変わります。各バス停で直接、またはプノンペン市内のツアー会社やホテルを通してチケットを買うことが出来ます。今のところ、カンボジアのバス会社でオンライン販売をしているのはジャイアントアイビストランスポートのみです。同社は、国内で最高の安全運行実績があり、乗客は全員が保険でカバーされます。
プノンペンでは、ジャイアントアイビス社のバスは同社のオフィスがある106ストリート、便利なナイトマーケットとリバーフロントの近くに到着します。泊まる所が、ジャイアントアイビス社の提携ホテルか確認して、もしもそうであれば無料送迎がありますが、事前に同社へ知らせなくてはいけません。
ジャイアントアイビス社は、プノンペン‐カンポット路線では、短距離移動には十分乗り心地が良い、小型のユニバースカントリー社を採用しております。
Cが付く全ての座席は補助席になり、背もたれが下になることをお知りおきください。
最前列も足元のスペースに余裕がなく、窮屈に感じます。その他、バスは良く整備されており、割と乗り心地が良いです。チケット代10米ドルには、無料WIFIと、車内でコンセントの利用が含まれます。カンポット路線では、水ボトルと冷たいおしぼりが配られます。車内にはトイレがなく、道中もトイレ休憩がありませんのでご留意ください。
カンポットでは、ガソリンスタンドの裏手、ドリアン交差点近くで降ろされます。リバーフロントまでは250m位の距離で、オールドマーケット沿いルート33にあるカンポットの主要バス停はもっと先にあります。川の近くや、オールドマーケット通りの両側には様々な宿泊施設があります。そこまでは、ドリアン交差点から簡単に歩いて行けます。
カンポットからさらに先へ
ボーコーヒルステーション(Bokor Hill Station)
1920年代、フランス軍はボーコー山の頂上に駅を建設中、何をしているのか絶対に知っていたでしょう。カンポットの灼熱の夏と異なり、ボーコーはいつも涼しく、標高1000mは遠くまで見渡せる位置にあります。ジャイアントアイビス社は、カンポットからヒルステーションまでの直通バスを運行しています。プノンペンから到着する際、チケットオフィスにお尋ねください。カンポットからボーコー山までの移動時間は、1時間以内です。ケップ(Kep)
ボーコー国立公園からカンポットへ戻る代わりに、チャーミングな町ケップまでさらに南東にヒッチハイクできます。ケップまではたったの25km、1時間のドライブです。この小さな海辺の町は、より人気がある対照のシアヌークビルと、オトレスビーチからケープに運ばれた白い砂浜を除いては共通点が何もありません。素晴らしい海鮮料理、静かな雰囲気、親切なローカルの人々、(今のところ)ツアー客に侵されていない所は、ケップの素晴らしい呼び物です。魅力が薄れてもっと主流に成長する前に、今訪ねてみてください。シアヌークビル
カンポットのリバーサイドでの静かな生活や、ケップの海での落ち着いた生活に飽きたら、ターコイズ色の水、広範囲に広がるビーチ、(比較的に)活気に満ちたカンボジアで最も有名なビーチリゾートシティ、シアヌークビルのナイトライフを求めて西へ行きましょう。カンポットとシアヌークビルは、120kmで、2~3時間でたどり着けます。カンポットのバス停でチケットを買ってください。カンポット内の交通手段
カンポットは、小さな町で平たんなので、徒歩で簡単に歩き周れます。ほぼ全てのゲストハウスで自転車1日1.5米ドルや、バイク1日5米ドルの貸し出しをしています。交通手段には限りがあり、カンポットで自転車やバイクに乗るのは快適です。二輪車での移動はより自由に動けるので、辺ぴな洞窟、シークレットレイク、塩田、胡椒畑に旅行会社に頼らずに行くことができます。ボーコー国立公園も、バイクで行くことができ、山道も整備されています。
カンポット の宿泊施設
このように小さなサイズの町のわりに、ベーシックな安宿から、スタイリッシュな高級志向のバンガローやホテルまで、カンポットは宿泊施設の選択肢に素晴らしく幅があります。憧れる宿泊所のタイプが何であれ、料金はお財布に優しいです。カンポット宿泊には、川沿いのゲストハウスをご検討頂くことを強くお勧めします。多くの所は、水辺にテラスがあり川にアクセスできます。
カンポットの見所
老朽化したカジノや、他のコロニアル建築、滝、カンポットを見渡す息をのむような素晴らしい景色があるボーコーヒルステーションを除いても、カンポットや周辺では、見学や体験しながらゆったりと数日過ごせる事が十分にあります。
カンポット中の、ほぼ全ての胡椒畑は見学者を受け入れているので、胡椒の成長過程や、AからZまで工程を見学したり、素晴らしく純正のカンポットペッパーを自家販売で直接購入出来ます。
カンポットのもう一つの大事な産業は、塩生業です。ケップまでの道沿いに、空を反射した塩田が輝きながら、白いとんがり帽が絵画のように点々としています。
カンポット周辺には、最も印象的な所のひとつプノムチュノーク(Phnom Chhnork)や、驚くほど素敵な絵画もある、街中の比較的モダンな沢山の仏教寺院も同様に、見る価値がある古代寺院と遺跡があります。
それから、川沿いに船旅も必見です。それをなくして、カンポットの体験は完結できません。