クラビからピピ島までの行き方
おそらく、ピピ島はタイ全土を通して、最も有名な夢の島でしょう。2000年アレックス・ガーランド(Alex Garland)の小説が撮影され、世界中でヒットを飛ばしてから、数えきれない程多くの冒険家達が、無比の美しい常夏の島で個人のパラダイスを探しにアンダマンの秘境を目指しました。その時からピピはとても変わり、特に年間訪問者数が変わり、現代的なリゾートに発展しました。立ちはだかる石灰岩、透き通ったターコイズブルーの海、絵葉書のような白い砂浜は今もそこにありますが、10年以上に及ぶ過度の発展は白熱した議論を残します。島の自然な特色を保存したい人達と、すばらしい経済成長を見越す人々は折り合いがついていません。その間にも、気をきかせてピピ島の自然保存に貢献しつつ、持続可能な観光客向けサービスを提供するオペレーターをサポート出来ます。
クラビからピピ島まで
ピピ島に行く大体の観光客はプーケットから船に乗りますが、利便性からではなく、単純にプーケットはお客さんが多いことが理由です。反対に、クラビからピピ島に行くと1時間船旅を短縮でき、費用も抑えられます。
クラビからピピ島までフェリーでの行き方
クラビ発ピピ島行きのフェリーは、クラビタウンの南西約4kmにあるクロンジアット(Klong Jilard)港から出航します。クラビタウンから港までの行き方は、白のソンテウ(1人あたり30バーツ)か、タクシーを交渉(約150バーツ)して行けます。クラビからピピ島までは、年間を通じて1日4本の運行があります。繁忙期には、時々臨時便が運行される時もあります。アンダマンウェーブマスター(Andaman Wave Master)は、9:00am発と1:30pm発の1日2本、どちらも450バーツで運行しています。カオコグループ(Chao Koh Group)の大型船も、同じルートをクラビ発が10:30amと3:00pm、600バーツで運行しています。所要時間はどちらの船でも1時間半~1時間45分かかり、サービスも大体同じですので、費用から選んでください。
注意が必要なのは、費用にクラビタウン、クラビバス停、クラビ空港からの送迎代金が含まれていないことです。ご自身で港までの移動が必要です。
一口メモ:クラビとピピ島を結ぶ定期船は小さいので、船酔いし易い方は事前に酔い止めを飲んでおいてください。波はよく荒れます。
ピピ島内の移動手段
ピピ島は、パンガー湾の中心に浮かぶ28㎢の森林と白い砂浜です。舗装された道はほとんどありませんので(いくつかは舗装中ではありますが)、徒歩移動となる準備をしておいてください。ピピドンと、ピピレイ(Phi Phi Leh)まではロングテールボートのチャーターもできまして、アオトンサイ周辺で数多くあります。基本的に、ピピ島病院を含む多くの宿泊施設やサービス機関は、ピピドンとピピレイを結ぶ峡部南側のトンサイヴィレッジにあります。
ピピ島のビーチについて
トンサイベイ(Ton Sai bay)が島一番の繁華街であっても、海を満喫できる綺麗な場所は残っています。ツアーショップ、レストラン、ゲストハウスでひしめき合う細道を東に行くと、素晴らしいヒンコムビーチ(Hat Hin Khom)へとたどり着きます。
トンサイベイから別サイドへ北側に進むと、アオローダラム(Ao Lo Dalam)に着きまして、そこはパーティーアニマルのパラダイスです。
ピピ島で最高のサンゴ礁はハットヤオ(Hat Yao) (またはロングビーチ)の近くで見つけられまして、南側に面していて島内でも一番泳ぎやすい所です。
長く、絵のような東部の2つの湾、アオレムトン(Ao Laem Thong) と アオローバカオ(Ao Lo Bakao)は最高仕様リゾートの領域です。
ハットパクナム(Hat Phak Nam)、ハットランティ(Hat Rantee)、また(ハットトゥコ(Hat To Koh)を含む小さめの湾は、予算重視の旅行者向けで、控え目のバンガロー滞在を提供します。これらの3つのビーチは、混雑したトンサイやローダラムベイよりも全然落ち着いています。探索するには、ロングテールボートを貸し切ってベイホッピングを計画されるのが一番ベストな方法です。
一口メモ:ピピレイのマヤビーチでキャンプは出来ませんし(映画ザ・ビーチでは演じられていますが)、さらに日中だけ楽しむことになります。プライバシーを強化したい場合には、ロングテールボートを借りて早朝に到着するようにしましょう。
ピピ島の宿泊施設
ルール1:事前予約をすること‐特に繁忙期。
ルール2:仮予約が面倒でしたら、到着時にいるダフ屋達を避けないこと。そう、彼らはうざいです、がしかし、ピピ島の宿探しは最近簡単なことではないところを助けになってくれます。
ルール3:適宜に予算を立てること。ピピ島で1000バーツといったら、とても簡素で、サービスなしの、大体の場合がシャワーはお湯が出ない扇風機のみが付いたバンガローになります。
ピピ島のアクティビティ
こじんまりとしたピピ島でも様々なことが出来まして、バケツドリンクや日焼けだけに留まりません。シュノーケリングや、ダイビング、カヤック、ロッククライミング、ハイキングで素晴らしい景色を眺めるのみで満足出来ないのであれば、ビーチヨガのクラスを受けて、夕方のクルージングで沖に出て発光プランクトンの観察をしたりも出来ます。ピピ島旅行を楽しんでもらえると、確信しています。楽しまない訳ありませんよね?!
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クラビからランタ島まで
クラビ南東にある2つの大きな島、ランタ島は、ピピ島にある絵のように白い砂浜や、開いた口も塞がらないクラビのカルスト地形を自慢できるものではありません。それでも、ランタヤイ島はスカンジナビアからのツアー客、特にファミリー層には人気のビーチです。島には選択肢が豊富な宿泊施設、素晴らしいシーフードレストラン、国立公園、またランタオールドタウンがありまして、そこではチャイニーズスタイルのお土産屋さんが軒を連ねており、散歩をするには最適の場所でもあります。クラビ発ランタ島行きの船は、ピピ島を経由します。ピピ島からランタ島まではわずか1時間ですが、もしも先にクラビからピピに行く場合は、次の出発を3、4時間待たなければならない事を覚えておいてください。その為、クラビからランタ島までの船移動は合計で6~7時間となります。このルートは、ピピ島に2日程立寄るのであれば意味があると思います。クラビからランタ島まで直通で行きたい場合は、バン利用を検討してください。陸移動は、海上移動のように楽しくありませんが、目的地まで安く(約500バーツ)、たったの2時間半でたどり着けます。